かながわ311ネットワーク 西日本豪雨支援5便報告(8/31-9/2)

311ネット倉敷第5便は参加者42名(スタッフ含む)を乗せ、ほぼ予定通りの行程で倉敷市ボランティアセンターに8:15に到着。この日は降雨の影響で活動出来るかの可否判断を9時まで待つ事になった。その間、普段はバス待機の参加者もバスから降りVCで待機することになりました。

 

9:00に活動可能の判断が降り、団体受付を済ませて箭田(やた)サテライトへ向います。箭田サテライト到着後(9:30)、予め5人ずつ班分けした8班名簿(リーダー、タイムキーパー)を指定された用紙に記入したものを提出し、この日の具体的なニーズ票を渡されました。最終的には2班10名は合同になり、計7班で活動することなりました。

 

マッチング(ニーズの割振)後は、各班リーダーへ作業内容の説明〜各班リーダーが依頼者へ電話し、作業内容と必要な機材の確認〜サテライトから必要な機材を借用を経て、作業場所へ移動(徒歩もあれば車移動もある)となり10:30から活動開始となりました。

 

今回も、作業は土壁などの壁剥が中心でゴーグル、防塵タイプのマスクは必須となる活動が多かったです。一方で、雨で気温も上がらず屋内作業だったため、熱中症の心配は少なかったです。(ただし「20分活動したら10分休憩」は遵守)

 

活動後は、いつもの通り、箭田サテライトに戻り報告ご、倉敷VC〜新倉敷駅〜満天の湯と移動し、横浜には5:00に到着となりました。

出発の様子、並びにお見送り隊の様子です。

倉敷VCでの待機の間、ボラセン内に掲示されていた真備地区の被災前と被災後の航空写真を見る
  ①全体的に緑色の被災前の写真
  ②川の土手が決壊し、茶色に濁った水が広範囲に浸水した被災直後の写真(白い部分は雲)

 (以下、活動の様子は家主許可もらっています)

10人一班で行った活動は、1階の全てが浸水してしまった民家の土壁を剥がし、土と共に壁中に格子状に組まれた竹をすべて取り除く…と言うものです。ハンマーやバールを使って壁土を掻き出し、竹を組んでいるナイロン製の縄(紐?)をカッターで切りながら竹を取り出していきます。上の方を作業する時は壁土や藁片が落ちてきて粉塵となって舞い、また袖口や襟から侵入します。防塵マスク、ゴーグルが必携です。

剥がした壁土や竹は、てみ・ねこ(1輪車)で外にある土の集積場へ運び出します。

「Before」 & 「After」

壁土&格子状に組まれた竹がすっかり取り除かれました。

活動したお宅のすぐそば300m程先に決壊した土手があり、脇に流木が重なっていました。土手があった跡には新たな決壊防止のため鉄鋼製の柵がしっかりと組まれていました。

こちらは別班の様子(家主さん許可のもと撮影しています)

カーポートなどに溜まった泥の高圧洗浄作業です

こちらは屋内の壁剥がし作業

集合写真

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